Person walking on a dirt path lined with trees during early morning light

前のブログ(https://ohc-lab.com/2026/05/03/日常でできるセロ活の実践方法/)でお伝えした通り、心身の健康を保つうえで欠かせない神経伝達物質のひとつがセロトニンです。ところが現代社会では、生活リズムの乱れやストレスの影響により、意識して過ごさなければセロトニンの働きは低下しやすい状態にあります。

セロトニン神経を活性化させるためには、「太陽光を浴びる」「リズム運動」「グルーミング」の3つが有効とされています。そして、弱ったセロトニン神経の構造そのものを本来の健康な状態へと戻すには、これらを少なくとも3か月程度継続することが大切だと言われています。

この3つの中でも、継続が難しいと思われがちなのが「リズム運動」です。しかしリズム運動には、すでに効果が検証されている「歩行」「呼吸」「咀嚼」だけでなく、「読経」「ジョギング」「自転車」「ダンス」「歌」など、実はさまざまな方法が含まれています。

ここで大切なのは、「体を鍛えること」ではなく、「セロトニン神経を整えること」が目的であるという点です。そのため、やみくもに行えばよいというものではありません。セロトニン活性化を目的としたリズム運動では、「集中して行うこと」「心地よく感じること」「5〜30分程度であること」「疲れないこと」といった条件が重要になります。

例えば「歩行」についても、通勤などで5分以上歩いている方は多いかもしれませんが、人混みや車、信号に注意を払いながらの歩行は、セロトニンの活性化にはつながりにくいと考えられます。歩くのであれば、広い公園やスポーツジムなど、余計な刺激が少なく、リズムに集中できる環境が望ましいでしょう。

またダンスであれば、複雑な振り付けにこだわる必要はありません。むしろ、好きな音楽に合わせて左右にゆったりとステップを踏むようなシンプルな動きのほうが、リズムに意識を向けやすく、効果的です。

自分にとって無理なく続けられる方法をいくつか試しながら、「これならできる」と思えるリズム運動を見つけていくことが大切です。さらに、いくつかのバリエーションを持っておくことで、飽きることなく継続しやすくなります。

次回のブログでは、「咀嚼」を活用したリズム運動として、「マインドフルイーティング」について詳しくお伝えしていきます。

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